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急性膵炎の原因

急性膵炎の原因


急性膵炎は、なんらかの原因によって膵臓内で非活性型のタンパク質消化酵素「トリプシン」が活性化することを発端とします。膵液の分泌が異常に高まったり、膵液が十二指腸に送り込まれない状態になったりすると、膵臓内での活性化が起きやすくなると考えられています。

活性化した消化酵素が膵臓を満たすと、本来であれば働いてはいけない場所で酵素が働きだし、膵臓や膵管の自己消化が始まります。これが急性膵炎を引き起こす引き金となります。

原因をつくるきっかけ

急性膵炎の原因をつくるきっかけとなるものには、以下のようなものが代表的です。

原因 内容
アルコール摂取 ビール急性膵炎の原因として最も多いのがアルコールです。常習的な飲酒以外、またはそれに体質や栄養の摂り方といった素因が関係しあうことで発症するといわれています。
なぜアルコールによって急性膵炎が発症するのかはまだすべてが明らかにはなっていません。アルコールを分解するときに発生する物質が膵臓の細胞を攻撃してしまう、あるいはアルコールが膵液の分泌を刺激して膵液が多量になり、膵臓の内圧が非常に高くなるといったことが考えられています。
アルコールによって膵臓が刺激されると、膵液が過剰に分泌されます。過剰に分泌された膵液は膵管内にたまって膵管の壁を破綻させ、膵液が膵臓自体を消化するようになります。
胆石 胆石によって膵液の流れが膵管でせき止められることがあります。すると膵液が逆流して膵臓内にたまり、自己消化がおこります。
その他 遺伝で発生しやすい方、またはおたふくかぜ、外傷、手術、薬剤、妊娠、腎不全、高脂血症、感染症、などをきっかけとして急性膵炎になることがあります。原因不明の特発性のものもあります。
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