慢性膵炎とは
慢性膵炎ってどんな病気?
慢性膵炎は、膵臓に炎症がおこることで、長い時間をかけて膵臓の正常な細胞がだんだんと破壊されていく病気です。正常な細胞が破壊されると、かわりに線維が増えて硬くなっていきます(線維化)。
慢性膵炎は急性膵炎が慢性化しておこると考えられがちですが、慢性膵炎は基本的に急性膵炎とは別の病気です。急性膵炎を繰り返して慢性膵炎になる人もいますが、ほとんどは急性膵炎を経ることなく慢性膵炎を発症します。
慢性膵炎の特徴
慢性膵炎では、膵臓の正常な細胞の多くが破壊され、膵臓のはたらきである「内分泌」と「外分泌」が阻害され、食べ物の消化や吸収が不良になり、糖尿病を合併します。
また、慢性膵炎が続くと、膵管が変形し、部分的に細くなったり膨らんだりすることがあります。それ以外にも、膵臓の中に石ができて、痛みや炎症を起こすことも多いようです。
どんな人に多い?
慢性膵炎になる人は、アルコール摂取の機会が多い働き盛りの年代に多くみられます。1日100g以上の飲酒者は、非飲酒者に比べて慢性膵炎になるリスクは10倍を超えるといわれています。
統計的には、30歳代から徐々に増え始め、50歳代の方に一番多くみられます。60歳代や70歳代の人にもよくみられます。女性に比べ男性に多く発症することも特徴です。
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